日本語教育学概論B

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
117001   日本文学科 後期 2・3 2 大谷 伊都子

授業の主題(テーマ)
日本語教育の概要(2)

授業の目標(講義概要)
「日本語教育の概要(1)」にひき続き、「どう評価するのか」「異文化理解という点から、日本語の現場における異文化コミュニケーションの問題点は何か」「言語教育におけるさまざまな問題や日本語のバリエーション」といった観点から日本語教育について概観してゆく。

授業計画
第1回 : ガイダンス
第2回 : どう評価するのか 評価活動の目的とテスト
第3回 : どう評価するのか テスト問題の作成
第4回 : どう評価するのか テストの結果と分析
第5回 : 発音指導・初級指導のビデオ
第6回 : 日本語教育における異文化コミュニケーション 文化とは何か
第7回 : 日本語教育における異文化コミュニケーション  教師と学生間の権力格差と期待
第8回 : 日本語教育における異文化コミュニケーション 教師と学生の言語活動
第9回 : 日本語教育における異文化コミュニケーション 教師と学生の非言語活動
第10回 : 異文化問題のさまざまな事例
第11回 : 社会とことば 多言語国家とは
第12回 : 社会とことば 言語権におけるさまざまな問題
第13回 : 日本語のバリエーション 男女のことば・敬語
第14回 : 日本語のバリエーション 洋語・新語と流行語
第15回 : 試験

評価方法
試験に、出席状況・課題提出などの平常点を加味して行う。

テキスト
遠藤織枝編
『日本語教育を学ぶ』
三修社
¥2400+税

備考
日本語教員養成コース履修者は二年次必修。なお、この講義は、「日本語教育学概論A」を受講した学生が受講するのが望ましい。