英米文学と映画 |
授業コード | 受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
107701 | 教養 | 前期 | 1・2・3・4 | 2 | 阪本 芳幸 |
授業の主題(テーマ) |
文学作品の映画化を考える |
授業の目標(講義概要) |
1818年イギリスの女流小説家メアリー・ウルストンクラーフト・シェリーによって書かれた『フランケンシュタイン』は1910年にアメリカで映画化されて以来今までに数十本の映画が発表されている。 フランケンシュタインはまれに怪物の名と誤解されるが、本来は怪物を造り出した科学者の名前である。彼は、罪人の死体のパーツを寄せ集め、そこに精神異常者の脳を移植し高圧電流を流し蘇生させたのである。それは,人による神の創造の模倣であるが、それによって,人間とはなにか,悲哀とは,孤独とは,という問題を投げかけている。 クラスでは,原作と代表的な映画とを比較しながら、時代によって、どのようなテーマに焦点が当てられ、どのような怪物像が描かれているかを考えたい。 |
授業計画 |
評価方法 |
学期末レポートにより評価する |
テキスト |
テキストは使用しない 参考書等は授業中に紹介する |
備考 |