日本の美術B

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
107251   教養 前期 1・2・3・4 2 赤木 美智

授業の主題(テーマ)
日本美術を楽しむ−近世絵画を中心に−

授業の目標(講義概要)
古来、日本の絵画は、中国美術の影響を受けながら、そのかたちを自由に変え、独自の魅力をつくりだしてきた。授業では、とくに日本の近世(桃山・江戸時代)の絵画をとりあげ、日本美術の魅力とその底辺にある美意識について考えるが、まず作品をよく見ることを第一の目的とする。江戸、上方などの都心部で活躍した画家や作品を題材の中心として、個々の作品の特徴や成り立ち、画家の個性と社会的な背景の関わりなどについて、パワーポイントなどを用いて説明する。また、実地見学を実施し「古美術の楽しみ方」を知る機会ともしたい。

授業計画
(1)美術史とは
(2)桃山時代の美術
(3)俵屋宗達と尾形光琳
(4)狩野探幽とその時代
(5)奇想の画家−伊藤若冲
(6)奇想の画家−曾我蕭白
(7)奇想の画家−葛飾北斎
(8)浮世絵−鈴木春信を中心に−
(9)浮世絵−喜多川歌麿を中心に−
(10)幕末の絵画・工芸について

評価方法
出席30%、期末テスト70%

テキスト
授業中プリントを配布する。

備考