ドイツ語会話U

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
101301   教養 通年 2・3・4 2 M.Hoehn

授業の主題(テーマ)
楽しくドイツ語会話とドイツ文化にさらに親しむ

授業の目標(講義概要)
これまで学んだドイツとドイツ語の知識を、さらに楽しく実践的に深めることがこの授業の目的です。学生生活における興味深い対話を取り上げて会話能力だけを高めるものではありません。E-メールを通してのペンフレンドや「神戸ドイツ人学校」あるいは「京都文化センター」への社会見学も、皆さんとドイツ人との架け橋になるでしょう。この目標を達成するために、若いドイツ人の日常生活に関する多くのビデオ(例えば「喫茶店」「スーパーマーケット」「パン屋」の場面)を見ます。同時に会話練習のために、質疑応答や生活の紹介、意見発表の仕方などの練習をし、ロールプレイやパートナー練習も取り入れます。また教科書の語句や文法は日本語で分かりやすく説明します。

授業計画
3,4回の授業で各課を進めます。各課の授業内容は次の通りです。
・はじめに:「ドイツ語コミュニケーションT」を履修していない人のための復習と授業紹介
・第9課:月のドイツ語表現。公式と日常会話における時間表現。学生の1日:活動の時間と期間。大学と学生生活の時間。1日の予定と誕生日の聞き方。 文法:時間に関する前置詞。日付・年号の言い方。分離動詞
・第10課:学生たちの余暇の過ごし方:「終末は何をしましたか?」。過去の事柄を話す。復習:(完了形の)疑問文。国内旅行と海外旅行:旅行報告。友人にE-メールを書く。 文法:完了形と過去表現
・第11課:キャンパス内での道案内。道の聞き方。交通手段の利用表現。学生たちのキャンパス内と余暇の過ごし方。ドイツの大学。 文法:命令形と道案内に関する前置詞
・第12課:旅行。夏休みの計画。場所(田舎、山、川、海など)に関する前置詞。旅行中の交通手段の利用。クラスの人やドイツ人ペンフレンドに宛てた葉書を書く。ドイツ人の有給休暇とその場所。 文法:助動詞と場所と方向を示す前置詞
・ドイツ、オーストリア、スイス、リヒテンシュタインについてのクイズ
・「スツェーネン1」のまとめと「スツェーネン2」への移行
・第1課:ドイツへの旅、駅での出発時間と到着時間。旅費。切符の購入。ドイツにおけるある日本人:公的交通機関の利用。ベルリン、ザルツブルク、ウィーン、ハンブルクの町見学。ドイツ旅行者の手紙。 文法:話法の助動詞。ドイツの標識の意味
・第2課:レストランにて:メニューを読む。注文と支払い。ドイツのレストラン。ドイツの名物。レストランとホテルのマークの意味。ホテル、ペンション/ユースホステルでの宿泊。「ディスカウント旅行」 文法:レストランの予約。休暇の約束。飲み物の容器(グラス、カップなど)
・第3課:ドイツの語の市街地図の解釈。町中のあるいは特別な建物への道案内。入場券の予約。「銀行あるいは郵便局で」:両替と切手の購入。ドイツのタクシー。 文法:会話ゲーム:「あるドイツの町で」。ベルリンの道路標識
・第4課:天候:天候についての会話。天気予報を読み、聞く。理由と認容を表わす文章。ドイツの休暇。四季。 文法:理由、認容、条件文及び語順。「日本の気候」をテーマにした比較文
(*時々日本とドイツの関係や環境について紹介します。)

評価方法
テスト(60%)、出席と授業への積極的な参加(25%)、予習(15%)で総合的に評価します。特に授業への積極的な参加(特別な紹介やレポートなど)にはボーナス点があります。

テキスト
「CD付き スツェーネン1 場面で学ぶドイツ語」
佐藤修子、下田恭子、Heike Papenthin, Gesa Oldehaver 著 三修社 2900円
「スツェーネン2」のテキストはコピーを使用する。

備考
ドイツ語をさらに勉強したい人は、「スツェーネン1」の「ワークブック」を買うと良いでしょう(400円)。また授業ではたくさんの応用練習やビデオを取り入れます。さらに興味深いテーマに関する「ドイツ語講座新聞」を作ることもできます。