心理統計法特論 |
授業コード | 受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
560601 | 心理臨床学専攻 | 後期 | 2 | 吉田 光雄 |
授業の主題(テーマ) |
心理統計法の基礎と応用 |
授業の目標(講義概要) |
心理学の学習および研究に必要な統計的手法に習熟することを目的とする。科学としての心理学は実験、調査等によりデータをとり、それを統計処理してまとめることにより研究が進められている。論文を読んだり、書いたりする際にはこうした統計的手法を理解し、応用することが要求される。基礎から中級レベルまでの心理学に必要な統計的手法について、コンピュータ教室において講義と実習を行う。 |
授業計画 |
以下の内容について講義し、その内容に平行して、表計算・統計ソフト(エクセル・SPSS)による実習(コンピュータルームにおける)を行う。 1.心理学における計量的方法とは 2.記述統計(度数分布) 3. 〃 (代表値) 4. 〃 (散布度) 5. 〃 (相関と回帰) 6.推測統計の基礎(正規分布、カイ2乗分布等) 7. 〃 (推定) 8. 〃 (平均の検定) 9. 〃 (その他の検定) 10. 〃 (分散分析等) 11.テスト理論(臨床心理学における統計的方法) 12.多変量解析の基礎(因子分析) 13. 〃 (重回帰分析) 14.その他(受講生固有の関心領域) 15.まとめ |
評価方法 |
出席、毎週の小レポート(電子メールにて提出)および期末レポート |
テキスト |
プリント配布 |
備考 |
受講生はコンピュータ(ワープロ、メール、インターネット等)に習熟していることが望ましい。 本科目は、主としてエクセルを使って心理統計法の学習をするものであり、コンピュータやエクセルの使い方の入門的な説明をするものではありません。 |