社会福祉援助技術特論 |
授業コード | 受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
550801 | 人間福祉学専攻 | 通年 | 4 | 小尾 義則 |
授業の主題(テーマ) |
ソーシャルワーク実践理論の研究 |
授業の目標(講義概要) |
ソーシャルワーク実践にはさまざまな角度からアプローチが可能であるが、この講義では、ソーシャルワーク実践を導き方向づける理論モデルに着目し、各々のモデルの理論的妥当性・実践的有効性について考究する。 また、支援(援助)技術をハウツー的に学ぶのではなく、広く支援(援助)行為を学際的な視点から学ぶなかで、支援(援助)の定義や これからの研究課題、わけても近時の少子高齢化社会の構成原理の一つと目されている支援(援助)概念の果たす役割等の考察を通して支援(援助)行為の一般理論や包括的な枠組みについても検討する。 |
授業計画 |
1 支援(援助)行為を支える価値規範 2 支援(援助)関係の特質 3 支援(援助)を導く知識基盤 4 リッチモンド以降のソーシャルワーク実践を導き方向づけた理論モデルの歴史的変遷を辿り、ソーシャルワーク実践を理論史風に概観する。 5 近年注目を集めているConstructive Social Workを中心に新しい理論モデルを取りあげ、これまでの理論モデルとの異同について検討する。 6 新しい理論モデルが導き方向づけるソーシャルワーク実践は、これまでの福祉実践や福祉システムの運営にいかなる変化をせまるものかについて考察する。 |
評価方法 |
@発表内容、Aレポート |
テキスト |
備考 |
テキストは開講時に指示する。 |