図書館経営論 |
授業コード | 受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
293101 | 司書 | 後期 | 3 | 2 | 平松 克一 |
授業の主題(テーマ) |
図書館の構成要素である職員、資料、建物について経営管理の視点から分析を行う。 |
授業の目標(講義概要) |
住民の図書館に対する期待の大きい中にあって、サービスの実態には相当の開きがある。一方で図書館の経営合理化を巡って、一部に民間委託の動きも見られるが、その経緯を探るとともに、効率の良い図書館経営の理念をどう構築していけば良いのか等、先進的図書館の事例とも対比させながら、望ましい図書館経営の在り方を研究する。具体的な手法として図書館の建設から開館までのプランを各自でシミュレーションで実施体験する。 |
授業計画 |
1.自治体における図書館行政 @諸外国との比較 A他部局との関連 B予算制度 C利用者との関連 2.図書館サービスの分析と評価 @図書館統計 A統計資料の分析 Bサービスの評価 3.職員体制 @図書館職員の実態 A図書館の専門性 B館長の役割 C図書館の合理化における職員体制 D職員研修 4.図書館の組織と管理・運営 5.図書館サービス計画 @収集、貸出、保管 Aレファレンスサービス B児童サービス C集会行事 Dボランティア 6.図書館の整備計画と施設・設備・備品 7.情報ネット・ワークの構築 8.まとめ:図書館建設計画から開館までのプラン作成 |
評価方法 |
受身的な学習態度ではなく、各自が図書館長になったつもりで図書館?営に積極的に取り組む。意欲や研究心を評価したい。(課題テスト50点、レポート50点) |
テキスト |
備考 |