近代の詩歌

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
274201   日本文化創造学科 前期 2・3・4 2 木村 正明

授業の主題(テーマ)
野の花と生と愛−星野富弘の詩と画−

授業の目標(講義概要)
首から下が事故により完全にマヒした、星野富弘は、それでも神と周りの人々の深い愛につつまれて、口に筆をくわえて、優しく美しく、人の心に浸透する詩と画を書き綴った。人に見すごされやすい道の辺の野の花を旅し、人が気付かずにいる些細なものごとに眼を留めた詩は、深い心の奥底から湧く泉のように清新である。さりげない表現に潜む、その思いの深さを旅してゆく。最新画集を今回は取り上げる。

授業計画
1.星野富弘作画風景等のビデオ鑑賞
2.エッセイ「愛・深き淵より」を読む
3.同上
4.詩画集のエッセイについて
5.初期の詩画集
6.最新詩画集「花よりも小さく」のエッセイについて
7.同集の詩の解釈
8.同上

評価方法
レポートによる。出席・受講態度も重視する。

テキスト
星野富弘 著 『花よりも小さく』(偕成社)

備考