日本文化の歴史(芸能と文化)

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
273601   日本文化創造学科 前期 1・2 2 荻田 清

授業の主題(テーマ)
「歌舞伎の歴史」

授業の目標(講義概要)
内容:「かぶき」から「歌舞妓」、そして「歌舞伎」へ。歌舞伎400年の歴史を広く見渡しながら、その時代時代との関わりをも考える。それぞれの時代を代表する役者の事績、興行の形態などを説明し、著名な作品の紹介、一部読解なども行う。できればビデオ鑑賞も含めて、今日の歌舞伎鑑賞への手引きともなるように工夫したい。本年度は江戸時代後期からの「笑い」の要素に絞り込んで見てみたいと思う。

授業計画
1、並木正三と俄 @
2、俄の歴史
3、黒船物の芝居
4、並木正三と俄 A
5、並木五瓶と俄………袖簿播州廻
6、三代目中村歌右衛門
7、映画「男の花道」
8、とぼけ梅玉とおどけ開帳
9、歌右衛門の子供役………大石摺桜花短冊
10、歌右衛門の滑稽狂言………乳貰い
11、道頓堀の笑いの王者………二代目中村友三
12、鶴屋南北の笑い………東海道四谷怪談@
13、 〃 A
14、 狂言の歌舞伎化………身替座禅
15、予備

評価方法
授業態度、学期末テスト

テキスト
『笑いの歌舞伎史』荻田清 朝日新聞社 1,260円

備考