児童文学特論

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
263851   児童文学科 前期 3・4 2 田邉 欧

授業の主題(テーマ)
アンデルセンとその周辺

授業の目標(講義概要)
近年アンデルセンの作品はすっかり古典文学として認識され、現代においては読み返されることがなくなりつつある。この特論においては、主にアンデルセン童話をテキストとして用い、近・現代児童文学に及ぼした様々な影響を探る作業を通して、アンデルセンを多角的に考察していきたいと考える。

授業計画
1. アンデルセンとその時代(1回〜2回)
2. アンデルセンの作品総論(3回)
3. アンデルセンの童話研究(4回〜7回)
4. アンデルセンと他の芸術ジャンル(8回〜9回)
5. アンデルセンと北欧児童文学(10回)
6. アンデルセンと他諸国児童文学(11回)
7. 日本におけるアンデルセン受容(12回)
8. 現代におけるアンデルセン(13回)

評価方法
レポートと平常点(出席、受講態度)などを総合的に評価して成績を算出する。

テキスト
授業で用いる資料は主にコピーにて配布する。アンデルセン童話に関しては、岩波文庫版(大畑末吉訳)をテキストとして使用するので、各自購入するか、図書館で借りるなどして用意しておくこと。

備考