外国児童文学演習U1 |
授業コード | 受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
261101 | 児童文学科 | 後期 | 2 | 1 | 丸尾 美保 |
授業の主題(テーマ) |
外国児童文学作品へのアプローチ −「魔法」をキーワードにして− |
授業の目標(講義概要) |
外国児童文学について学ぼうとする人のための予備演習を行う。作品分析の一つの方法として、魔法や魔女、魔法使いの出てくる作品をとりあげ、作品の中で魔法がどんな働きをしているのかを考察する。分析するための資料の探索や利用方法の演習も行いながら、各自が作品を選び、発表やレポートを通して考察を深めていくことをめざす。扱う作品は主に英語圏や北欧・ロシアの児童文学。 |
授業計画 |
第1回:外国児童文学研究の多様な方法について紹介する。 演習用の作品リストの配布。魔法が扱われている短い作品を読む。 第2回:ロアルド・ダール作『魔法のゆび』を読んできて、作品の多様な研究方法について考える。 『魔法のゆび』の魅力はどこにあるか、この作品の魔法とは何かを考察する。 第3回:図書館にて資料探索の実習。 第4回:インターネットによる資料探索の実習。 第5回:マーヒー作『足音がやってくる』を例に、魔法について考察する。 各自作品を選定し、それを選んだ理由を簡単に発表する。 第6回以下、各自の選定した作品についての配付資料を作成して発表することにより、その作品および魔法についての分析・考察を深めていく。 なお、うち一回は特別授業として絵本に描かれた魔法について考察する。 |
評価方法 |
授業中の発表およびレポート。提出物(ワークシート)や出席を含めて総合的に評価する。 |
テキスト |
備考 |