| 地域環境論 | 
| 授業コード | 受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 | 
| 241801 | 生活環境学科 | 後期 | 2・3・4 | 2 | 辻 広志 | 
| 授業の主題(テーマ) | 
| 関西の自然保護 | 
| 授業の目標(講義概要) | 
| 人間活動による自然環境の悪化や生物多様性の減少が世界的に進むなか、地域単位での自然保護活動の重要性がますます高まっている。関西自然保護機構という学術団体は、近畿地方の自然環境の研究と保全をめざして1978年に創立された。この授業では、この組織が発行している会誌の論文を題材にして、1995年〜2005年の約10年間の近畿地方における環境問題について多角的に考える。 | 
| 授業計画 | 
| 第1回:近畿地方の自然環境について 第2回:阪神大震災と自然保護 第3回:ラムサール条約と琵琶湖 第4回:移入生物による生物相の撹乱 第5回:中池見湿原の保全 第6回:環境ホルモン問題の今 第7回:ヨシ原の現状と未来 第8回:レッドデータブックはいかにあるべきか 第9回:世界遺産・春日山原始林の特異性 第10回:深泥池の現状と課題 第11回:河川汽水域の自然再生にむけて 第12回:雑種は従来のタンポポ調査を変革する 第13回:生物に関わる資格の意義と役割 第14回:大阪市の生き物マップ 第15回:まとめ | 
| 評価方法 | 
| レポート試験70%、出席点30%で評価する。 | 
| テキスト | 
| 備考 | 
| 資料プリントを毎回配布する。参考書は最初の授業で紹介する。実際に生き物を観察する場合もある。 |