知覚心理学 |
授業コード | 受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
232651 | 心理学科 | 前期 | 2・3・4 | 2 | 大芝 宣昭 |
授業の主題(テーマ) |
知覚心理学入門 |
授業の目標(講義概要) |
感覚や知覚は外界の情報を取り込む作業のことで,刻々と変化する環境世界の中で生物が適切な行動を行うために必要不可欠な過程である.本講では,感覚・知覚の成立過程や特徴などについて解説する. |
授業計画 |
1. 感覚と知覚 地理的環境と行動的環境,知覚の過程,知覚のずれ,知覚の体制化,奥行き知覚,運動知覚 2. 神経メカニズム 神経細胞,伝導・伝達の仕組み,目の構造,耳の構造 3. 視覚 順応と視感度,光の物理的特性と感覚的特性,色の見え方,空間周波数 4. 聴覚 音の物理的特性と感覚的特性,純音・複合音・音色,音の感覚尺度 5. 精神物理学 絶対閾と弁別閾,調整法,極限法,恒常法,ウェーバー・フェヒナーの法則,マグニチュード推定法,スティーブンスの法則,反応時間,ドンダースの減算法 6. 知覚の発達 初期学習,臨界期 7. 注意 選択的注意,視覚探索,ポップアウト,意図的過程と自動的過程 |
評価方法 |
定期試験(70%)と授業時の小テスト(30%) |
テキスト |
備考 |