社会福祉援助技術論UB(介護)

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
222901   人間福祉学科(介護福祉) 後期 2 2 植田 寿之

授業の主題(テーマ)
間接的な利用者への援助方法を学ぶ

授業の目標(講義概要)
地域援助技術(コミュニティワーク)の展開過程や、社会福祉調査法(ソーシャルワーク・リサーチ)、社会福祉計画法(ソーシャル・ウェルフェア・プランニング)などの間接援助技術の方法、ケアマネジメントやスーパービジョンなどの関連援助技術について理解する。特に、さまざまな社会福祉援助技術が、どのように関連し、活用されているのかなど総合的な理解を深める。さらに、記録や効果測定、評価の必要性と方法についても学び、その重要性を理解する。

授業計画
1.地域援助技術の理論と技術
(1)地域援助技術の展開過程
(2)地域援助技術の具体的方法
2.社会福祉調査法の理論と技術
(1)社会福祉調査の基本的性格
(2)統計調査と事例調査
3.社会福祉計画法の理論と技術
(1)社会福祉計画の意義
(2)地域福祉計画の性格
(3)地域福祉計画の方法
4.社会福祉の運営管理
(1)社会福祉行政における運営管理
(2)社会福祉施設における運営管理
(3)社会福祉協議会における運営管理
5.社会福祉活動法の理論と技術
(1)社会活動とは
(2)社会活動の方法
6.ケアマネジメント
(1)ケアマネジメントの目的と概念
(2)ケアマネジメントの展開過程
(3)介護保険とケアマネジメント
7.その他関連援助技術
(1)ネットワーク
(2)スーパービジョン
(3)コンサルテーション
8.記録、効果測定、評価
(1)記録の方法
(2)効果測定と評価の方法

評価方法
試験、不定期のミニレポート、授業への参加態度などで総合的に評価する。

テキスト
植田寿之著『対人援助のスーパービジョン よりよい援助関係を築くために』中央法規出版 2005年 2,600円(税別)。
福祉士養成講座編集委員会編『社会福祉援助技術論U』新版社会福祉士養成講座H 中央法規出版 2003年 2500円(税別)。

備考