施設福祉論(保育) |
授業コード | 受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
220351 | 人間福祉学科(保育福祉) | 後期 | 3 | 2 | 石井 勲 |
授業の主題(テーマ) |
社会福祉施設の概念、体系、制度を理解して、施設福祉の機能と社会的役割を学ぷ。 |
授業の目標(講義概要) |
社会福祉施設は、今日では、保育所、老人ホーム、デイサービス・センターに代表されるように、児童や障害者、高齢者への専門的福祉サービスを家族に代わって提供する公共的な機能と場として理解されている。社会福祉施設が社会福祉関係法・制度に基づいて、いかに設置、経営されているかを学習する。担当者の長年にわたる福祉施設の実践的体験を生かして、福祉施設の意義、内容、社会的役割、課題をさぐる。 |
授業計画 |
1.はじめに 授業の内容と進め方、担当者の自己紹介と社会福祉施設の体験を語る 2.社会福祉施設の概念と体系・制度 3.社会福祉施設の歴史的展開 窮民救助施設の創設期、福祉六法による施設整備 4.社会福祉施設の法制度と措置制度 施設運営と最低基準 5.社会福祉施設の経営と経営主体 社会福祉ニーズの多様化と福祉施設の課題 6.社会福祉施設の整備と財源 7.施設マンパワーの確保と定着 福祉人材をめぐる特異性と一般性 ※ 中間レポート 課題:社会福祉施設におけるノーマライゼーションの展望と課題 8.施設援助の構造と方法 施設援助の基本枠組みと援助方法 9.施設職員の職務内容と専門性 職員の人間性と専門性、施設長の資質 10.施設サービスと運営 施設サービスの運営方法・計画・質・評価 11.施設と地域社会 生活援助の地域拠点としての施設 12.社会福祉制度改革と社会福祉施設 利用制度と権利擁護、施設のあり方 13.事例学習 ≪その1≫ 乳児院、児童養護施設、障害児施設 14.事例学習 ≪その2≫ 生活保護施設、知的障害者施設、老人施設 15.まとめ 試験と評価 |
評価方法 |
出席状況 10点、レポート20点、筆記試験70点、 合計100点 |
テキスト |
小笠原祐次・福島一雄・小国英夫 『社会福祉施設』(これからの社会福祉第7巻) 有斐閣 本体2,600円+税 |
備考 |
特別な講義資料を作成し、プリントして配布する。 |