社会福祉専門演習TA |
授業コード | 受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
219006 | (6) | 人間福祉学科(保育福祉) | 前期 | 3 | 1 | 隈元 泰弘 |
授業の主題(テーマ) |
幼児教育の思想と社会福祉の哲学 |
授業の目標(講義概要) |
人はその乳幼児期に生涯において最も大切なものを学ぶ。しかし、「最も大切なもの」とはなんであろうか? 社会福祉とは、人を大切にする社会を実現することである。しかし、本当の意味で「人を大切にする」とは、どのようにすることであろうか? 本ゼミでは、このような保育や社会福祉の根本問題を考える。 各自が自分の興味ある課題を見つけて研究発表を行い、自由に議論して考える。各自の問題をより深く突き詰めることが目標である。 |
授業計画 |
1. はじめに:幼児教育の現状と課題 2. 乳幼児とはそもそもどのような存在か 3. 幼児教育の具体的諸問題 4. 幼児教育問題の根本原因 5. 幼児教育問題解決への手掛かり 6. 幼児教育における保育士の役割 7. 幼児教育を通しての保育士自身の成長 8. 幼児教育思想の二類型 その1.内在的素質の開花を目指す教育 9. 幼児教育思想の二類型 その2.外的価値の獲得を目指す教育 10.幼児教育思想 その1.子どもの発見:ルソー 11.幼児教育思想 その2.幼稚園の創設:フレーベル 12.幼児教育思想 その3.自ら学ぶ子ども:デューイ 13.幼児教育の思想と実践 14.保育園の歴史と現状 15.まとめ:将来への展望 |
評価方法 |
研究発表、レポート、平常の参加態度によって総合的に評価する。 |
テキスト |
備考 |
学問は問題を発見することから始まる。何も問題がなさそうに思えるところにも、感性を鋭くすれば、様々な問題が見えてくる。保育や福祉にかかわる様々な問題を見つけ、それについて考えていく。 |