社会福祉援助技術論UA(保育)

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
218151   人間福祉学科(保育福祉) 前期 2 2 植田 寿之

授業の主題(テーマ)
直接的対面的な利用者への援助方法を学ぶ

授業の目標(講義概要)
個別援助技術(ケースワーク)と集団援助技術(グループワーク)は、利用者と直接かかわり援助する直接援助技術と呼ばれる。本科目では、社会福祉援助技術論TA・TBで学んだ専門職としての視点と理論をふまえ、直接援助技術の具体的な展開過程とその技法について理解する。特にその中で、ソーシャルワーカーと利用者の援助関係のあり方、援助関係を通してどのように援助を展開していくのかを具体的に検討し理解を深める。また、その展開過程を通して、専門職に必要な価値と倫理について考察する。

授業計画
1.直接援助技術のポイント
(1)援助の視点
(2)援助の態度
(3)援助の方法

2.個別援助技術の展開過程
(1)個別援助技術における過程の意味
(2)援助の開始期
(3)援助の展開期
(4)援助の終結期

3.集団援助技術の展開過程
(1)援助の準備期
(2)援助の開始期
(3)援助の作業期
(4)援助の終結期

評価方法
試験、不定期のミニレポート、授業への参加態度などで総合的に評価する。

テキスト
植田寿之著『対人援助のスーパービジョン よりよい援助関係を築くために』中央法規出版 2005年 2,600円(税別)。
福祉士養成講座編集委員会編『社会福祉援助技術論U』新版社会福祉士養成講座H 中央法規出版 2003年 2,500円(税別)。

備考