生活問題論(社福)

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
210401   人間福祉学科(社会福祉) 前期 1 2 西村 晶子

授業の主題(テーマ)
消費者問題入門

授業の目標(講義概要)
現在の消費社会においては、生活のために購買行動は欠かせませんが、その結果、身体や財産に被害を被る、消費者問題も多発しています。消費者問題は最も日常的で普遍的な生活問題といえるでしょう。本講義では複雑・多様化する消費者問題について、その構造を体系的に学び、実際の問題を検証して、解決法を考えます。生活者として基礎的な力をつけると共に、消費者に配慮した企業人としてのあり方を身に付けることを目指します。

授業計画
第1週  消費者問題とは何か
第2週  消費者問題は何故起こるのか
第3週  消費者主権と消費者政策
第4週  消費者問題史
第5週  若者の消費者問題
第6週  商品取引を回る問題(1)トラブルの実際
第7週  商品取引を回る問題(2)取引の法規制
第8週  商品取引を回る問題(3)消費者契約法
第9週  商品取引を回る問題(4)ライフプランと金融商品の取引
第10週 商品取引を回る問題(5)消費者信用を回る問題
第11週 流通システムを回る問題 
第12週 商品の安全性を回る問題(1)安全性の問題例
第13週 商品の安全性を回る問題(2)製造物責任法
第14週 商品の表示を回る問題
第15週 消費者の権利と役割

評価方法
レポートと定期試験による

テキスト
『消費者問題の理論と展開』多田吉三、大久保克子、西村晶子 晃洋書房 2,835円

備考