住まいと暮らし

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
205451   教養 後期 1・2・3・4 2 村上 直也

授業の主題(テーマ)
人間生活を支える住まいのあり方を考える

授業の目標(講義概要)
 人は住まいをつくり、住まいはそこに住む人をつくります。
 それぞれの生活スタイルの違いが、生活の型を変え、住まいの型を生み出します。人間の住生活において、同じ目的や生活内容であっても、それを、何を用いて、どのような方法で行うのかという暮らし方や生活習慣・環境条件の違いによって、それぞれに特有の住まいの型をつくることになります。
 住まいには、実に幅広く様々な生活内容・行動要素および装備等が含まれています。私たちの住生活における様々な問題に着目し、個々に異なる視点から「暮らし」と「住まい」の接点を見いだしながら、住まいのあり方を考えていきます。

授業計画
 第 1週 教科ガイダンス/生活と場・暮らしと住まい
 第 2週 住生活に求められるもの
 第 3週 人間生活を支えるもの・住まいのかたち今昔
 第 4週 現代の住まい・事例比較
 第 5週 生活の器としての住まい/住まいの構成要素(1)諸室の考え方と計画
 第 6週 生活の器としての住まい/住まいの構成要素(2)装備の種類と特質
 第 7週 生活の器としての住まい/住まいの構成要素(3)使用と維持・管理
 第 8週 生活環境を捉える(1)要素と全体
 第 9週 生活環境を捉える(2)自然環境と人工環境
 第10週 集まって住む/集合住宅の特質と住まい方
 第11週 プライバシーとコミュニケーション
 第12週 都市に住む/「職」と「住」の関わり
 第13週 地域社会と住み方/戸建住宅居住と集合住宅居住
 第14週 住空間・住環境の計画(1)これからの住まい
 第15週 住空間・住環境の計画(2)これからのまちづくり

評価方法
授業内小テスト・レポート、定期試験による基本点、授業出席状況を総合的に判断し評価します。

テキスト
 

備考
日常の生活そのものが学習の対象となります。そこにある様々な状況や問題、暮らし方・住まい方を自ら捉え直し考えていくことによって、より望ましい新たな方向が見えてくるはずです。常に自らの生活の中に学習の対象をしっかりと見据えながら授業に臨んで下さい。