人間科学基礎演習(心理学)

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
160304 (4) 人間科学科 通年 1 2 橋本 秀美

授業の主題(テーマ)
心理学の方法論を身につけ、心理学に必要な探索的な研究態度を養います。

授業の目標(講義概要)
基礎的な心理学のテキストを用い、心理学の方法論を身につけながら、自らテーマを見出し探索していく心理学に必要な研究態度を養います。この授業では将来臨床心理士を目ざす者や心理学を専攻する者にとって必要な基礎的な知識、技能を習得することを目的とします。個人のよりよい適応や望ましい人格変容を意図して行う心理学的援助を理論的実践的に研究する学問である臨床心理学の基礎を学びます。

授業計画
前期(心のしくみと行動)
1,専門書や論文のレジュメの作成やレポートの書き方
2,科学としての心理学と心理学の歴史
3,心と身体の発達@
4,臨床心理学の基礎理論 −エリクソンの精神発達論−
5,臨床心理学の基礎理論 −ロジャーズの現象的自己理論−
6,心理的援助の方法 −精神分析療法−
7,心理的援助の方法 −クライエント中心療法−
8,心理的援助の方法 −行動療法−
9,心理的援助の方法 −芸術療法−
10,芸術療法と投影法
11,心理的援助の方法 −遊戯療法−
12,心理的援助の方法 −交流分析−
13,事例研究@
14,事例研究A
15,学校心理臨床と臨床心理学

後期(臨床心理学を中心に)
1,臨床心理学とは
2,臨床心理学の基礎理論 −フロイトの自己理論・精神分析−
3,臨床心理学の基礎理論 −ユングの自己理論・分析心理学−
心のしくみと行動
1,専門書や論文のレジュメの作成やレポートの書き方
2,科学としての心理学と心理学の歴史
3,心と身体の発達@
4,心と身体の発達A
5,学習と動機づけ
6,知能
7,パーソナリティ
8,性格の認知@
9,性格の認知A
10,不安とストレス
11,対人関係
13,進路指導@
14,進路指導A
15,心身障害児の理解と特別支援教育

評価方法
出席状況、授業態度、レポート点の提出等によって総合的に評価します。

テキスト

『学校の心理学』 塩見邦雄編 ナカニシヤ出版 2,000円

備考