家族福祉論

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
151201   人間福祉学科 前期 2・3・4 2 塩田 祥子

授業の主題(テーマ)
多問題家族への臨床・実践的アプローチと政策的アプローチ

授業の目標(講義概要)
 個人を支える際、その人をより多く知り、その人らしさを大切にするように、家族を支えるためには、その「家族らしさ」をより的確に把握することが大切となる。そして支える対象となる家族へは、制度・政策論的なアプローチ、臨床・実践的なアプローチが必要である。本講義は、家族福祉におけるこの二つのアプローチを両輪とし、「全体としての家族」の視点をもちながら、現代家族に生じている様々な問題を検討していく。

授業計画
1.家族福祉の定義
2.全体としての家族
3.家族ソーシャルワーク
4.政策としての家族福祉
5.家族福祉の対象
 1)家庭内暴力
 2)高齢者介護をめぐる家族関係
 3)不登校
 4)母親の育児ストレス
 5)ひとり親家庭  等
 (それぞれ2,3時間もうける予定である)

評価方法
(1)学習態度(出席点等)、(2)試験、(3)レポート この3つの総合評価。

テキスト
『よくわかる家族福祉』畠中宗一編 ミネルヴァ書房 2,200円。

備考
講義ごとに資料配付予定。