文化交流史A |
授業コード | 受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
143401 | 比較文化学科 | 前期 | 1・2・3・4 | 2 | 菅本 大二 |
授業の主題(テーマ) |
漢字の基本を学ぶ |
授業の目標(講義概要) |
この講義の内容は、大まかに言うと、高校までの国語教育で忘れられがちな漢字や漢語に関する基礎知識を語る講義です。具体的には、『説文解字』という専門的な書物を中心として、大学生として知っていて欲しい、文字資料 としての漢字の歴史や漢字の成り立ちについて話します。時間に余裕があれば、日本語としての漢字に関する知識や、漢語の構造に関する基礎知識を伝授します。 |
授業計画 |
○輸入された文字―漢字(日本への伝わり方) ○漢字の発生―甲骨文字 ○漢字の展開―金文資料 ○漢字の乱立―戦国時代(中国)の文字の乱れの実際 ○漢字の統一―始皇帝の文字統一 ○漢字の書体の変遷―篆書・隷書から草書・行書・楷書 ○現在伝わる漢字の書体―唐代における楷書の整理 ○漢字の形について―『説文解字』という字書と漢字の構造 ○漢字の音について―中国音と日本音 ○漢字の訓について―日本語としての漢字のよみ ○漢語の構造 |
評価方法 |
出席状況と期末試験の成績 |
テキスト |
プリントを毎回用意します |
備考 |
毎時間、授業に関する感想を書いてもらいます。 |