児童文化

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
130951   児童文学科 後期 2 2 鵜野 祐介

授業の主題(テーマ)
遊びとわらべうたの教育人類学−<いのち>に触れる子ども文化の探求−

授業の目標(講義概要)
子どもの世界には<いのち>に対する子どもの関心のあり方がうかがえるものが数多くある。そしてそれらは文化的特徴や国際的共通性を持っている。この授業では、<死と再生><残虐性><エロス>という3つの視点から子どもたちのコスモロジー(世界観や死生観)を考察していく。バーチャル・リアリティに囲まれて生きる今日の子どもたちにとって、リセットできない<いのち>との出会いはどうすれば可能だろうか。受講生とともに考えていきたい。

授業計画
プロローグ−原体験としての「生き生きごんぼ」− (第1回)
第1章 わらべうたを読み解く視点 (第2−4回)
第2章 よみがえるいのち (第5−7回)
第3章 死の影ひそむわらべうた (第8−10回)
第4章 わらべうたの中のエロス (第11−13回)
エピローグ−ノラが願ったこと− (第14回)

評価方法
出席+課題エッセイ+筆記試験

テキスト
『生き生きごんぼ−わらべうたの教育人類学−』鵜野祐介・久山社・1,500円+税

備考