手話

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
101651   教養 通年 1・2・3・4 2 桂 千草

授業の主題(テーマ)
手話の基礎

授業の目標(講義概要)
手話は聴覚障害者のコミュニケーション手段です。手を中心に顔の表情や体全体を使って表現する視覚的な言葉です。聴覚障害の暮らしとコミュニケーション問題などの理解と認識を深め、手話で楽しく日常会話ができることをめざします。

授業計画
聴覚障害・手話の基礎知識「聞こえないってどんなこと?手話とは?」
聴覚障害者とコミュニケーション「聞こえない人のコミュニケーション手段はなに?」
聴覚障害者の実態「聞こえない人は何人いるの?どんなことで困るの?」
耳の仕組みと言葉の発達「私たちは言葉をどんな方法で覚えるの?」
ろう教育について「聞こえないと言葉は…」
障害者福祉の概要と施策
日本の手話の歴史「ろう教育の中で生まれ広がり現在は…」
日本の手話の特徴「地域性・個人性」
聴覚障害者の活動「聞こえない人の要望はどんなこと?」
盲ろう者のコミュニケーション手段「見えなくて聞こえない人はどんな方法で話すの?」
日本の手話通訳制度のあゆみ「どんなことがきっかけで手話通訳が必要だとなったの?」
手話実技 挨拶 
     自己紹介(名前・家族・趣味・年齢・誕生日・住所・指文字)
     日常会話
     前期課題「手話で自己紹介をしましょう」
     後期課題「手話で語りましょう」

評価方法
授業態度を重視し、手話表現の発表と手話及び聴覚障害についてのレポートなどを総合的に評価します。

テキスト
「手話ということば もう一つの日本の言語」 米川明彦著 PHP新書 定価660円(税別)

備考
音声なしで手話や指文字などで出席を取ります。積極的に授業に参加し、手話で楽しく会話しましょう!