児童文学創作論 |
授業コード | 受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
531601 | 児童文学専攻 | 通年 | 4 | 横山 充男 |
授業の主題(テーマ) |
創作児童文学における文体の考察 |
授業の目標(講義概要) |
実作者の立場から創作児童文学作品の文章形式とその特徴を、作者の創作意図をからませながら考察していきたい。ひとつの作品の中で使われる文章技術は、物語の構想や構成といった枠組みと、使用する単語や描写文や修辞技巧といった細かな部分と絡み合って成り立っている。それらが作品というひとつの世界を作り上げ、各作家各作品の「匂い」というものを醸し出している。そうしたメカニズムの一端を、作品の中から抽出していきたい。評価方法は、出席、レポート等で総合的に評価する。参考文献は、授業中に適宜指示する。 |
授業計画 |
1児童文学とは何か 2児童文学における文体の問題 3物語の構想と修辞技巧 作者の思想と文章技術の関係 4作品の背後にあるもの @作者とその風土 A作者と時代性 B作者にとっての「児童文学」 5長編と短編 6物語文章と絵 7その他及びまとめ |
評価方法 |
テキスト |
備考 |