設計製図T

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
290101 (1) 生活環境学科 後期 2・3・4 4 樫永 一男・青砥 聖逸

授業の主題(テーマ)
住宅という建築の考え方。木造住宅の設計演習。

授業の目標(講義概要)
小住宅をテーマに、これまで建築関連科目の学習で得た知識を総合して、設計条件に従って立体空間として身体的にまとめ、JISの表示法に従って設計図にする過程を通して、与条件の消化の仕方・考えのまとめ方及び、図面の描き方、表現方法などを学習します。住まうとは、暮らすとは、美しいとはを学びます。

授業計画
第1課題
 敷地は計画しやすい形状・大きさの土地を探して、学生と一緒に敷地調査をして実際にその場所に立ってこんな住宅を設計したいと考えてもらう動機を喚起することからはじめます。
 タイムスケジュールとしては全工程の中ほどに中間発表の機会をつくります。全員が5分程度の時間で発表してもらいます。他人の考えているプランとの相違を意識してもらい、学生間の対話をもくろんでいます。後半は中間発表した概念を元に手書きでA2ケント紙に2〜3枚、1/100の縮尺で配置図、平面図、立面図、断面図、模型(写真を撮り、図面に貼り付ける)を作成し、ポートフォリオにして完成作品とします。
第2課題
1.     @オリエンテーション:授業の目標、方法、「住宅の設計」についてA「住宅の設計」の事例紹介B「住居」について考える
2.     計画地の見学
3.     @自室(自宅)のプランのスケッチA木造住宅のポイントB自分のつくりたい住宅のイメージを考える
4〜7.   エスキース(表現の方法、軸組模型の製作、屋根のかたち、中間チェック)
8〜9.   製図(図面のレイアウト 軸組み、構造フレームについて)
10〜11. 製図(屋根の表現、階段のしくみ 製図の提出)
12〜14. 模型の作成
15.    模型の提出:全体の講評

評価方法
第1課題 中間発表の評価、最終提出時の作品の評価、出席日数、授業態度など、総合的に評価します。
第2課題 製図・模型により、計画性、表現方法、コンセプト、美しさについて評価します。

テキスト
 

備考
見学などに実習費が必要です。
特になし。休まないこと。