コンピュータサウンド技術

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
281001   情報メディア学科 前期 2 2 谷川 冬二

授業の主題(テーマ)
コンピュータをコントローラとして音を処理するテクニックを模索します。

授業の目標(講義概要)
デジタル技術の発達により、コンピュータはときに「録音機」として、また別のときには「シンセサイザー」として機能するようになりました。半期の授業ですが欲張って、これらの使い方を実践的に身に付け、15秒くらいの作品を完成させたいと思います。

授業計画
1. マイクロフォンの特性について

   a. コンデンサーマイクとダイナミックマイク -とにかく、うたを録ってみる
   b. 指向性

2. 音の性質について

   a. 自然の音 -風の音を録ってみる
   b. 楽器の音
       -アコースティックギター、カスタネット
       -エレクトリックギター、電子キーボード
   c. 環境の作用

3. あらためて、録音のしかた

   a. ノイズ対策
   b. 録音のフォーマット -再生するのはウェブかCDか
   c. マイクセッティング

4. MIDI規格 -電子楽器とPCを操るために

   a. MIDI規格の特徴 T
   b. MIDI規格の特徴 II

5. 作品を創ろう、あるいは音楽の時間

   a. 記譜の基本
   b. ハーモニーのつけ方
   c. 裏メロの重ね方
   d. リズムのいろいろ
   e. さあ!

評価方法
提出された作品、授業への貢献度、などを総合して行ないます。

テキスト
現在、調査中。

備考
MIDI検定対策は、別クラス「メディア・ラボ」においてCubase系統の音楽ソフトウェアを用いて行います。