創作入門

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
270151   日本文化創造学科 前期 1 2 久保田 修

授業の主題(テーマ)
「創作とは何か −創作の意味と実践−」

授業の目標(講義概要)
講義形式の「創作入門」として設定された授業である。創作においては、過去のマニュアルはほとんど無効である。ここでは受講者の「ことば」による創作活動に確かな基盤をもたらすことを前提としながら、まず創作の意味をさまざまな角度から探求していきたい。創作のジャンルは多様であり、また創作方法や創作形式なども新世紀には、過去の判断からは予想もしない展開がみられるかもしれない。受講者ひとりひとりは、チャレンジャーでもある。しなやかに、個々の発想を大切に、生きて動き出すような創作論が展開されることが目標である。

授業計画
(授業計画・前期)
1.「ことば」と文章表現
2.「創作とは何か」を考える
3.「なぜ創作するのか」を考える
4.さまざまなジャンル 散文・T
5.さまざまなジャンル 散文・U
6.さまざまなジャンル 散文・V
7.さまざまなジャンル 韻文・T
8.さまざまなジャンル 韻文・U
9.創作の基本ー事実と想像力について
10.創作の基本ーレアリズムについて
11.創作の基本ーレトリックについて
12.創作の方法
13.さまざまな「文章読本」
14.まとめ


評価方法
出席および課題レポート(オリジナル作品提出を含む)

テキスト
使用しない。適宜プリント配布予定。

備考
創作は料理やスポーツとよく似ています。いくら見つめていても、いくら鋭く批評しても、それ自体は創作にならないのですから。すべてのしがらみを解き放って、模倣から創造へと漕ぎ出したいですね。