住居造形実習

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
244602 (2) 生活環境学科 前期 1・2・3・4 2 藤堂 敏・青砥 聖逸

授業の主題(テーマ)
テクスチュアと色の組み合わせ、平面から立体へ、造形のおもしろさを知る

授業の目標(講義概要)
〔藤堂〕身近な素材を用いて、テクスチュアや色彩の組み合せによる立体のバリエーションを作り、形体とテクスチュア、色彩との相互関係を学習します。課題の最後にそれらをまとめ、表現力、構成力を養いましょう。

〔青砥〕:ペーパークラフトを通して、楽しく形の面白さを学びましょう。平面から立体を捉えて、一枚の紙から起こし絵風に形を作り上げることで、造形把握、立体感覚、素材を活用する力を養います。




授業計画
第1回:3つの椅子のデザイン・・・手でスケッチをしてみる。
第2回:3つの椅子のデザイン・・・コンピューターを使って描いてみる。
第3回:3つの椅子のデザイン・・・ケント紙を使って模型を作ってみる。
第4回:階段と壁と窓と三日月のあるオブジェ・・・空間的なオブジェを制作する。
第5回:階段と壁と窓と三日月のあるオブジェ・・・手でスケッチしてみる。
第6回:階段と壁と窓と三日月のあるオブジェ・・・コンピューターを使って描いてみる。
第7回:階段と壁と窓と三日月のあるオブジェ・・・模型用ボードを使って模型を作ってみる。
第8回:ペーパークラフトの基礎練習。サイコロとパッケージを作る。アイソメ図から立面図をスケッチする。
第9回:本格的な建築物(澤山記念館、ヴェンチューリ『母の家』)を作る。
第10回:小さな家を作る。アイソメ図をかき、平面図と立面図から展開を起こし組み立てる。
第11回:自由課題「私の好きなインテリア」のペーパークラフト制作。
第12回:最終課題「名建築(ル・コルビュジェの住宅他)を折る」の課題解説と制作。
第13回:「名建築を折る」課題制作。
第14回:「名建築を折る」課題完成。提出と講評。
第15回:総まとめ。作品の写真撮影、作品集(ポートフォリオ)の作成について。

評価方法
授業への参加・出席率と毎回の課題作品の評価を合わせて行います。最終課題「名建築を折る」は、話題性、美しさ、チャレンジ性、精度を評価対象としています。

テキスト
 

備考
手でスケッチを描いたり、作ったりすること、コンピューターを用いて描いてみることなどそれぞれの面白さや違いを体験してもらえればと思います。慣れてくると楽しくなり「はまる」実習ですが、毎回の積み重ねが大切です。休まないこと。授業には、カッターナイフ、スチレンのり、その他授業中に指示される用具を用意してきてください。