人間工学 |
授業コード | 受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
244351 | 生活環境学科 | 後期 | 2・3・4 | 2 | 岡田 明 |
授業の主題(テーマ) |
使いやすく安全で快適な生活空間や生活機器をデザインする |
授業の目標(講義概要) |
高齢社会の到来やユニバーサルデザイン思想の浸透に伴い、使いやすく安全で快適な生活空間や生活機器のデザインが求められている。こうした空間やモノをデザインするために、それを用いる人間の生理的機能や心理的特性を明らかにするのが人間工学である。その知識や考え方に基づく空間づくりモノづくりを解説し、それらを推し進めていける人材を育てる。 |
授業計画 |
毎回ひとつのテーマを取り上げ、全体を通じて「人間工学」の知識や考え方、およびそれに基づくデザインを論じる。 1)イントロダクション −人間工学とは何か、なぜ必要か 2)情報の窓口 −感覚の種類と視覚特性@ 3)モノの見え方 −視覚特性A 4)ヒトは外界をどのように感じているか −感覚の心理 5)ヒトの形態に合ったモノづくり −寸法とプロポーション 6)ヒトの動きと姿勢 −骨と筋、イスのデザイン 7)疲労とストレス −身体の負担、精神の負担 8)住まいの気候と快適性 環境の生理と心理 9)生活時間と生体リズム −時間のデザイン 10)ユニバーサルデザイン −様々な人々のためのデザイン 11)エイジングと高齢者の居住環境 −高齢社会に対応したモノや空間づくり 12)家具の人間工学的設計 −使いやすい家具のデザイン 13)公共空間のデザイン −群集の行動パターン 14)人間工学の今後の課題 15)まとめ |
評価方法 |
出席状況、定期試験(授業内容を問う簡単なもの) |
テキスト |
特になし。毎回プリントを配布。 |
備考 |
座りやすいイス、使いやすい家電製品、わかりやすい携帯電話、快適な室内、安全な自動車...これら全ては人間工学の研究結果によるものです。 |