| 住居文化史 | 
| 授業コード | 受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 | 
| 243351 | 生活環境学科 | 前期 | 2・3・4 | 2 | 吉田 美穗子 | 
| 授業の主題(テーマ) | 
| 日本の住文化の基礎となる住居と住生活の歴史的再考 | 
| 授業の目標(講義概要) | 
| 私たちはものに美しさを見る時、また、快適性を感じる時、日本人固有の感性や、先人たちの伝統に裏打ちされた美意識を基準に判断していることを無視することはできない。快適な住空間は、その時代に合わせてどんな風に変わっていったのだろうか。そのルーツを探るとともに、日本から西欧へ、そして、地球規模に考えた住居を展望していく。 | 
| 授業計画 | 
| 第1回: 日本人の美意識 第2回: 日本の生活と住まいの様式 第3回: 神社建築 第4回: 神社建築 第5回: ビデオ教材 第6回: 日本の民家 第7回: 日本の民家 第8回: ビデオ教材 第9回: 寺院建築 第10回: 城郭建築 第11回: 西洋建築 第12回: ビデオ教材 第13回: 2級建築士試験で出題される住居文化史対策 第14回: 2級建築士試験で出題される住居文化史対策 第15回: 講義のまとめ | 
| 評価方法 | 
| 特に出席状況を重視し、定期試験と授業態度により総合的に評価する。 | 
| テキスト | 
| 教科書は使用しない。資料プリントを随時配布。参考書は適宜紹介する。 | 
| 備考 | 
| 日常生活は個人によりさまざま。まったく異なる生活習慣を持っているのに、暮らしやすいと感じることのできる住空間は存在する。それは母親が小さな子どもに向かって「おいしいね」と言い、それに対し、子どもがうなづくことに似ている。おいしさは教えられずに理解され、受け継がれる。文化とはそういうものかもしれない。 |