倫理学の基礎

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
203651   教養 後期 1・2・3・4 2 清水 研

授業の主題(テーマ)
人間とは何か一巡礼者としての人間

授業の目標(講義概要)
 この講義では、「人間とは何か、どこから来てどこへ行くのか」というタイトルのもとで「人間の本質論」が展開される。解明の対象となる主要な問題点は、人間の本質、人間の運命、人間の尊厳、人間の使命と幸福、人生の意義と目的などなどです。21世紀にパラダイムシフト(価値観の転換)をもたらす真の倫理学の構築は、これらの問題の正しい解明なしにはありえない。

授業計画
 授業は、前半と後半にそれぞれ一冊づつ使用されるテキスト『人間とは何か、どこから来てどこへ行くのか−実相論序説(1)及び(2)』に従って行われるが、後半には、時間があれば、参考書のトルストイ著『ことばの日めくり』も使用する予定である。またテキストや参考書以外に「補助教材」や、更に前回の授業の復習と理解を兼ねて「道歌集」も使用する。
講義内容の大体の流れは以下の通り、
第1講 「要項及び計画」の確認
序説解説
第2講 一、人間の諸属性(1)
第3講 道歌集@
一、人間の諸属性(2)
補助教材『人間とは何か−間に立つ存在としての人間』
第4講 道歌集A
一、人間の諸属性(3)
補助教材『上から来た痕跡』
第5講 道歌集B
二、人間の「楽園追放」と「第1の本性」
補助教材『放蕩息子の話』
第6講 道歌集C
三、「楽園復帰」の三段階(1)
補助教材『悪の根源』
第7講 道歌集
三、「楽園復帰」の三段階(2)
補助教材『善の根源』
・・・などなど。

評価方法
出席回数とレポート提出

テキスト
清水 研 著『人間とは何か、どこから来てどこへ行くのか』

備考
テキストは授業中に渡します。なおテキスト(コピー)は無料です。