応用PC実習

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
200260 (10) 情報 後期 1 1 羽田 潤

授業の主題(テーマ)
パソコン上の表計算ソフトを用いたデータ処理について学ぶ

授業の目標(講義概要)
表計算ソフトMicrosoft Excelの使用方法を学ぶ.ただし,単にアプリケーションの使用方法を習得するのではなく,それを通して,適切なデータの記録と処理,処理結果の効果的な表現方法を考え,大学での学究や社会につながる基礎知識,思考法を身につけることを目標とする.

授業計画
第1回:Windows,Microsoft Excelの予備知識
Windowsアプリケーション共通の動作,セル・行列など表計算の基本概念について
第2回:簡単な表の作成,「表計算」をしてみる
簡単な仮想データを用いてワークシートへの入力,合計などの基本的計算をする
第3回・第4回:グラフも書ける,表を編集する,表の体裁を変える
ワークシート上の表の体裁を整えるなどの編集,簡単なグラフ作成を実習する
第5回・第6回:関数を使ってみる,相対参照と絶対参照,保護,カウント,条件の関数
データ参照の意味,相対参照と絶対参照の違いなど,表計算における関数の基本を学ぶ
第7回:いくつかの関数を学ぶ
小数点以下の桁の処理,条件,最大最小などの関数について,その意味と書式を学ぶ
第8回・第9回:グラフのいろいろ
やや複雑なデータを用いて,集合縦棒グラフ,円グラフ,3Dグラフ,複合グラフなどの
作成を実習しながら,データの種類に応じた処理と表現の方法を考える
第10回・第11回:データをとってみる
簡単な心理学実験デモによって「データの収集→その適切な入力→
データ処理→表現として効果的な図表作成」の流れを考える
第12回・第13回:データベース
データの検索,置換,ソートなどデータベースの初歩を実習する

評価方法
授業における実習作業の結果の提出により評価する.

テキスト
編・著者名:小倉俊悦・林修・水上慎吾・梶山隆 書名:30時間でマスターExcel2002 出版社:実教出版 価格:本体857円+税

備考
コンピュータ実習B(5)(51-85-5)と同一.