図書館資料論 |
授業コード | 受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
175351 | 司書 | 後期 | 2 | 2 | 平松 克一 |
授業の主題(テーマ) |
図書館資料全般の特質と適切なる蔵書構成を探り、流通、受入、配架等の流れを論ずる |
授業の目標(講義概要) |
図書館現場における司書の評価は、一つには資料選択にあるとされている。質的に優れた図書資料の収集と全体的にバランスの取れた蔵書構成が求められる。多種多様な資料から利用者ニーズに応じた収集とその受入れ配架に至る資料の流れを出版流通の世界にも目を向け、分析を行う。 |
授業計画 |
1.資料の類型とその特質 2.図書の歴史 3.資料の流通について @出版状況 A流通のシステム 4.資料の収集と選択基準について @選択論の歴史 A蔵書方針 B選択基準 5.資料の評価 @一般的資料の評価 Aレファレンス資料の評価 Bマンガの評価 C視聴覚資料の評価 6.蔵書構成 @先進図書館に見る蔵書構成 A利用者からの蔵書評価 7.資料の受入・保管・貸出 @自治体における予算制度と執行のシステム A受入作業(選書ツールの利用) B装備 C配架 D保管 E除籍 8.(シミュレーション) 人口10万人基模の市立図書館の新設開館に 向けて、資料費1億円で資料を収集する |
評価方法 |
シミュレーションのレポート50点、課題テスト50点 |
テキスト |
備考 |