*キリスト教学特論

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
161551   人間科学科 後期 2・3・4 2 茂 義樹

授業の主題(テーマ)
キリスト教社会倫理

授業の目標(講義概要)
私たちは人間をどう理解するか、をテーマにキリスト教的人間理解を探ってキリスト教社会倫理を学ぶ。まず旧約聖書の人間理解を創世記を中心に考え、さらに新約聖書によってイエスとパウロの人間理解に触れる。続いて宗教改革者マルチン・ルター、ジョン・カルバン、ピューリタンの思想を見る。そこから現代の諸問題に触れる。取り上げるのは職業、家庭、平和、環境、生命倫理等である。

授業計画
1 キリスト教人間観、創世記
2 イエスとパウロ
3 宗教改革者:ルター
4 宗教改革者:カルヴァン、ピューリタニズム
5 現代に生きる:愛、人権、平和、環境
6 職業
7 家庭
8 平和
9 環境
10生命倫理1 生命、誕生、出産をめぐって
11生命倫理2 治療、移植、安楽死をめぐって
12生命倫理3 周辺問題
13核問題
14まとめ

評価方法
出席、受講態度、レポート数回等で総合的に評価する

テキスト
『地球市民とキリスト教』原口尚彰、キリスト新聞社、1680円(大阪キリスト教書店−−宗教部扱い)

備考
プリントを配布し、授業を進める