人間学概論 |
授業コード | 受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
160001 | 人間科学科 | 通年 | 1 | 4 | 隈元 泰弘・茂 義樹・井上 文夫・福西 信幸 |
授業の主題(テーマ) |
人間の本質とその様々な理解 |
授業の目標(講義概要) |
人間にとってもっとも大切なものとはなにか。人間の成長にとって教育はどのような意味をもつのか。人間の社会はどのような仕組みになっているのか。ここではこのような問題を取り上げ、広く人間存在のあり方を考察する。人間学をそのさまざまな側面において概説し、その方法を明らかにすることがねらいである。 |
授業計画 |
前期 第1部 人間とその内なる本質 担当 隈元泰弘 序 現代の根本問題と人間学の意義 1.人間はいつ人間になるのか――生まれることと人間であること―― 2.愛することの意味と価値――「愛の深さ」と「葛藤を秘めた人間」―― 3.働くことの苦しみと喜び――労働における人間疎外と自己実現―― 4.死と「死して生きる」こと――旅の終りから始まりへ―― 第2部 キリスト教的人間観 担当 茂 芳樹 序 1.創造と堕落――愛と罪のなかの人間―― 2.律法と解放――権威主義と自立―― 3.愛と赦し――人格を支えるもの―― 4.自由と人権――愛に生きる人間―― 5.環境と共生――共に生きる―― 後期 第3部 我々が今なすべきことを考える 担当 井上文夫 序 現代社会の人間として人生をどう過ごすべきかを考えてみる 1.一人前の人間になるとはどういうことか 2.意思決定と行為――あなたは理性の人、それとも感情の人―― 3.意思決定と行為――少し得をしているとき気分は最高―― 4.現代日本社会の結婚はどうなっているか――一致係数から見た結婚―― 5.現代日本社会の結婚はどうなっているか――パス解析から見た結婚―― 6.第二次世界大戦後の日本のレジームはどうなっているか 第4部 担当 福西信行 序 1.家庭と教育 2.学校と教育 3.社会と教育 4.自己教育 |
評価方法 |
レポート、試験、出席状況、受講態度等によって総合的に評価する。 |
テキスト |
授業中に指示する |
備考 |