幼年文学作品研究

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
137551   児童文学科 前期 2・3 1 小林 正子

授業の主題(テーマ)
幼い子どもと文学

授業の目標(講義概要)
0才から10才くらいまでの子どもが楽しむ、あらゆるジャンルの文学を幼年文学ととらえ、その楽しさを味わい、或いは味わいなおし、その大切さを考え、一人一人が将来の家庭での、或いは職場での“幼い子どもと幼年文学とのよきつなぎ手”になることを願っての講座です。

授業計画
幼年文学を楽しむ
  童唄・なぞなぞ・絵本・昔話・詩・幼年物語などを、幼心をとりもどして楽しむこと。

幼年文学について考える
  子どもとことば
  子どもと文学
  幼い子の文学の内容と表現(小さい物語を原文で読み、それを翻訳し、各自が幼い人への表現を工夫してみるなど)

私と幼年文学について話す
  幼い子どもと文学について、40年余の私の経験(創作、翻訳の経験と子どもと文学のつなぎ手としての経験)を伝える。


幼年文学は“よろこびの文学”です。毎時間がよろこびの時であるように、上記のことを組み合わせて各回の授業を構成します。

評価方法
レポート又はテスト、出席

テキスト
『幼い子の文学』 瀬田貞二著 中央公論社(中公新書)

備考