文庫活動の理論と実習

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
136851   児童文学科 前期 2・3・4 2 小澤 佐季子

授業の主題(テーマ)
幼稚園の子どもと絵本をよむ

授業の目標(講義概要)
梅花幼稚園の園児達(年中・年長児対象)に絵本をよんだり貸出をする、絵本クラブ「こうめ文庫」の活動を行います。授業で基本的な知識を学んだ後、豊中学舎北館にて活動に入ります。絵本をよんだり手渡したりする交流を中心にしながら、子ども達の絵本をみる視点、成長の様子など様々なことを、体験として学んでいきます。司書・学校司書、保育士をめざす人、子どもと絵本に関心のある人の受講をお勧めします。

授業計画
1)「こうめ文庫」についての説明
2)幼稚園児と絵本について考える
3)子どもの視点で絵本を見る/文庫活動の準備
4)人気のある絵本、絵本の貸出傾向について/幼稚園見学
5)こうめ文庫1回目 終了後、記録記入し反省会を行う
6)こうめ文庫2回目 終了後、記録記入し反省会を行う
7)こうめ文庫3回目 終了後、記録記入し反省会を行う
8)こうめ文庫4回目 終了後、記録記入し反省会を行う
9)こうめ文庫5回目 終了後、記録記入し反省会を行う
10)こうめ文庫6回目 終了後、記録記入し反省会を行う
11)こうめ文庫7回目 終了後、記録記入し反省会を行う
12)こうめ文庫8回目 終了後、記録記入し反省会を行う
13)活動をふりかえって 1
14)活動をふりかえって 2
15)活動をふりかえって 3
2回目までは大学の教室で、3回目以降は豊中学舎北館にておこないます。
講義と準備を経て、5月より文庫活動にはいります。
文庫がはじまるまでに『きょうはこうめのひ』を読んでおくこと。
活動に入ってからは、常に子どもから学ぶ姿勢を大切にしてください。
毎回の積み重ねが非常に意味をもってくるので、なるべく休まないこと。

評価方法
活動の様子と記録、レポートを総合的に評価する。

テキスト
編・著者名:三宅興子 編著、浅野法子・小澤佐季子・斉藤幸代・鈴木穂波・竹田津章子・多田昌美 共著 書名:きょうはこうめのひー梅花幼稚園絵本クラブ「こうめ文庫」活動報告書ー 出版社:梅花女子大学児童文学科絵本研究会 発行 価格:1,000円

備考
実習のため、20名までとする。活動場所が豊中市のため、移動や準備の都合上、金曜日の2〜5講をあけておくことが望ましい(無理な場合は相談に応じます)。なお、「こうめ文庫」は、幼稚園での絵本クラブとして1年間続いている。1年を通じて子どもたちとつきあうことが望ましく、授業終了後も、活動を続ける意志をもって受講してほしい(後期には、年少児のクラス有)。