研究演習日本文学 |
授業コード | 受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
117052 | (2) | 日本文学科 | 通年 | 3・4 | 2 | 中川 正美 |
授業の主題(テーマ) |
源氏物語橋姫巻を読む |
授業の目標(講義概要) |
源氏物語の第三部、宇治十帖に入ると、言語が透明になると説かれる。舞台は宇治に移り、没落した宮家の姫君と出生の秘密におののく薫がめぐりあう。そこにどのような世界が拓かれていくのか。第二部よりもさらに深く、人間の内面に分け入り、個人の運命を人と人の関わりのなかで追究していく第三部のうち、本年は古歌に縁取りされて綴られていく橋姫巻を、文脈を細かに読みながら、人と人との関わりに留意しつつ読み進めていく。 |
授業計画 |
T 演習の目的と方法 U 源氏物語について V 橋姫巻について W 図書館で資料収集の説明と実習 X 発表 Y 先行論文講読 Z 前期のまとめ [ 後期の演習の目的と方法 \ 先行論文輪読 ] 発表 ]T橋姫巻の問題 ]U本年度演習のまとめ |
評価方法 |
前後期一回ずつの発表に討議への参加、出席で三〇%、レポートで七〇% |
テキスト |
プリント |
備考 |
プリントを用いる。源氏物語のあらすじは把握しておきましょう。 |