日本文学作品研究1 |
授業コード | 受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
114301 | 日本文学科 | 通年 | 2・3 | 2 | 中川 正美 |
授業の主題(テーマ) |
源氏物語における空蝉について箒木・空蝉巻を読みながら考える。 |
授業の目標(講義概要) |
空蝉は光源氏が初めて接した中の品の女であったが、既に受領の妻であった。若く甘やかされた貴公子と品定まった女との間にどのような世界が拓かれていくかを、引歌や語彙、語法などの表現に留意して読み進めていく。 |
授業計画 |
T源氏物語について U箒木巻の前半、雨夜の品定めについて V源氏物語における中の品 W箒木巻後半を読む。 音読 解釈 鑑賞 X各場面の持つ意味を考える Y前期のまとめ Z先行論文を読む [空蝉巻を読む 音読 語彙・文法・現代語訳の発表 鑑賞 \空蝉物語のまとめ |
評価方法 |
前後期の定期試験と、出席・発表・授業態度の平常点。欠席が授業時数の三分の一を越えた場合は単位を認めない。 |
テキスト |
編・著者名:増田繁夫 書名:大島本源氏物語 箒木・空蝉 出版社:和泉書院 価格:1,575円 |
備考 |
源氏物語のあらすじを知っておくとわかりやすいと思います。 |