漢文を読む(鑑賞)

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
114252 (2) 日本文学科 通年 2・3 2 杉井 一臣

授業の主題(テーマ)
「唐代の古文」を読む。

授業の目標(講義概要)
柳宗元の作品をとりあげ、作品の講読を通して、漢文の読解力を養うことを第一の目的とする。本年度は、柳宗元の歴史叙述およびその歴史観をみることのできる文章を採り上げる。前期は「段太尉の逸事状」、後期は「韓愈に与えて史官を論ずる書」を読む。はじめは教師が訓読し解釈を行うが、順次学生諸君に割り当てて訓読と解釈を担当してもらうことを予定している。

授業計画
授業計画
  【前期】
 「段太尉の逸事状」
 1,はじめに
  唐代の古文運動概説
 2,講読
2回目以降は、本文の内容に即して適当に本文を区切って、本文の解説と学生による解釈を順次くりかえす。

  【後期】
 「韓愈に与えて史官を論ずる書」
 1,はじめに
  柳宗元が批判の対象とした韓愈の「劉秀才に与えて史を論ずるの書」の内容を紹介する。
 2,講読
2回目以降は、本文の内容に即して適当に本文を区切って、本文の解説と学生による解釈を順次くりかえす。

評価方法
定期試験。

テキスト
プリントを使用する。

備考