作品を読む(解釈) |
授業コード | 受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
111401 | 日本文学科 | 通年 | 1 | 2 | 中川 正美 |
授業の主題(テーマ) |
源氏物語における空蝉 |
授業の目標(講義概要) |
源氏物語の空蝉の物語を取り上げて古典文学を読むための基礎知識を習得する。空蝉は光源氏が初めて接した中の品の女であったが、既に受領の妻となっていた。二人の間にどのような物語が拓かれていくかを語彙・文法・比喩・文体などの表現に留意して読み進めていく。 |
授業計画 |
Ⅰ源氏物語について Ⅱ箒木巻の前半、雨夜の品定めについて Ⅲ源氏物語における中の品 Ⅳ箒木巻後半を読む。 音読 解釈 鑑賞 Ⅴ各場面の持つ意味を考える Ⅵ前期のまとめ Ⅶ先行論文を読む Ⅷ空蝉巻を読む 音読 語彙・文法・現代語訳の発表 鑑賞 Ⅸ空蝉の物語のまとめ |
評価方法 |
前後期の定期試験と、出席・発表・授業態度の平常点。欠席が授業時数の三分の一を越えた場合は単位を認めない。 |
テキスト |
編・著者名:増田繁夫 書名:大島本源氏物語 箒木・空蝉 出版社:和泉書院 価格:1575円 |
備考 |
日本文学科の学生以外は受講できません。 |