人間と社会(社会学)B

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
104251   教養 後期 1・2・3・4 2 井上 信次

授業の主題(テーマ)
「非常識」の社会学

授業の目標(講義概要)
1.基本的な社会学の知識・見方を習得することを通じて、社会を見る目を養う。
2.原則、「人間と社会(社会学A)」で習得した知識を前提する。
3.国家試験社会福祉士、精神保健福祉士の共通科目である「社会学」に関する基本的な知識を習得する。

授業計画
第1講 イントロダクション
第2講 社会の構成
第3講 社会統計と暗数1−少年非行の増減
第4講 社会統計と暗数2−近代医療の進展
第5講 医療の社会学1−パターナリズムとインフォームドコンセント
第6講 医療の社会学2−逸脱の無化としての医療化
第7講 教育の社会学−学歴の再生産と構造的差別
第8講 社会問題−恣意的カテゴリー化
第9講 本音とコミュニケーション−『サトラレ』と『ライアー・ライアー』(レポート有り)
第10講 言語と「想像の共同体」−メディアの変容
第11講 社会の変動1
第12講 社会の変動2
第13講 社会運動−公害病運動からボランティア活動まで
第14講 まとめ1
第15講 まとめ2

評価方法
定期試験:60%、レポート(授業中もしくは課題レポート):30%、出席:10%

テキスト
編・著者名: 野村 一夫
書   名: 社会学感覚 (増補版)
出 版 社: 文化書房博文社(ISBN: 4830108223 )
価   格: ¥3,570

テキストは主要参考文献である。

備考
1.「常識的な態度」で授業に臨むこと。
2.受講生の関心・態度等に合わせて授業内容や評価方法は柔軟に変更する。
3.授業内容等はhttp://inoshin.comで公開する予定である。
4.質問は授業中、授業後、メールで受ける。