児童文学原論 |
受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
院 | 通年 | 4 | 谷 悦子 |
授業の主題(テーマ) |
児童文学とは何か? |
授業の目標(講義概要) |
児童文学の概念・歴史・研究方法を根源的に再考することを通して、〈子どもと文学〉の本質を問い、原理を探る。前期は〈子ども〉論を中心に、後期は〈文学〉論を中心に、両者を統合して児童文学研究の基礎理論を構築すると共に各自が取り組んでいる作家・作品研究への応用能力を高める。 |
授業計画 |
1.子ども論・児童文学論の現状 2.〈原理としての子ども〉を探る。 3.作品を通じての児童文学論 −どのような〈子どもの心〉がどのような〈子どもの言葉〉で実現されてきたか−を探る。 4.各自が選んだ作家の作品を〈原理としての子ども〉論から考察し研究発表する。 5.まとめ |
評価方法 |
発表態度・レポートを総合して評価する。 |
テキスト書名 | 編・著者名 | 出版社 | 価格 |
エミール/小説とは何か | J・Jルソー/大江健三郎 | 岩波文庫/岩波新書 |
備考 |
参考文献 フィリップ・アリエス『〈子ども〉の誕生』みすず書房 ウォレック・ウォーレン『文学理論』 筑摩書房 |