環境保全学

受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
  科専 前期 3・4 2 辻 広志

授業の主題(テーマ)
生物多様性の保全

授業の目標(講義概要)
生物は地球上の様々な環境に適応し、多種多様な生活を送っている。しかし現在、直接・間接的に人間の活動に由来した自然環境の悪化が原因で、生物多様性は地球規模で危機にさらされている。この授業では、「遺伝子」「種」「生態系」「景観」の4つの生物学的階層を取り上げ、各階層における多様性の実態と危機の現状、およびその保全の有効な対策について学習する。

授業計画
第1回:はじめに─生物多様性とは何か?
第2回:遺伝子レベルの多様性
第3回:種レベルの多様性
第4回:生態系レベルの多様性
第5回:景観レベルの多様性
第6回:乱獲による生物多様性の消失
第7回:環境破壊による生物多様性の消失
第8回:環境変化による生物多様性の消失
第9回:移入種による生物多様性の消失
第10回:生物多様性の管理と回復
第11回:生物多様性を守るための世界での取り組み
第12回:生物多様性を守るための日本での取り組み
第13回:希少種保全のための調査研究事例
第14回:自然保護活動と環境教育
第15回:まとめ

評価方法
定期試験70%、出席点30%で評価する。

テキスト書名 編・著者名 出版社 価格
       

備考
テキストは使用せず、資料プリントを配布する。参考書は最初の授業で紹介する。実際に生きた生物を観察する場合もある。