日本児童文学講義A

受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
  児専 前期 3・4 2 谷 悦子

授業の主題(テーマ)
新美南吉の詩と童話

授業の目標(講義概要)
新美南吉の児童文学観・創作意識を探り、初期・中期・後期の代表作にそれがどのように反映しているか、そのことによって日本児童文学史がどのように開かれたかを考える。

授業計画
第1回 南吉の生涯と郷里・知多半島
第2回 巽聖歌と全集(テキスト)について
第3・4回 幼年童話ーユーモアと哲学
第5・6回 詩・童話ー叙事性「島」と抒情性「貝殻」
第7回 初期代表作「ごんぎつね」
第8回 中期代表作「久助君の話」
第9回 「物語性」と「外から内へ」考
第10回 千葉省三「虎ちゃんの日記」との比較
第11回 「嘘」と下畑卓「大河原三郎右衛門」との比較
第12回 後期の代表作「花のき村と盗人たち」
第13回 まとめ

評価方法
出席状況・レポート・試験を総合して評価する。

テキスト書名 編・著者名 出版社 価格
『ごんぎつね』 新美南吉 小学館文庫 600円

備考