外国児童文学演習UＢ

受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
　 児専 通年 3 2 中村　元保

授業の主題（テーマ）
ドイツ語圏の伝説を読む

授業の目標（講義概要）
グリム兄弟が収集した『ドイツ伝説集』をテクストとする。初めに序文を取り上げ、歴史記述およびメールヒェンと比較することによって、グリム兄弟が伝説の本質をどのように規定しているかを把握する。続いて、授業参加者がそれぞれいくつかの伝説を分担して、モチーフの展開と内容について報告し、それに基づいて全員による討議を行う。

授業計画
Der Kobold（家の精）
Der Bauer mit seinem Kobold（農夫と家の精）
Der Kobold in der Muhle（粉屋の家の精）
Hutchen（帽子小僧）
Hinzelmann（ヒンツェルマン）
Spiritus familiaris（家の精）
Der Wassermann（水の精）
Tanz mit dem Wassermann（水の精と踊る）
Der Wassermann und der Bauer（水の精と農夫）
Magdeburger Nixen（マクデブルクの水妖）
Der Donges-See（デンゲス湖）
Mummel-See（ムンメル湖）
Die Elbjungfer und das Saalweibchen（エルベの乙女とザーレの女）
Wasser-recht（河への生贄）
Das ertrunkene Kind（溺れた子）
Die Wasser-Nixe und der Muhlknappe（水妖と粉屋の小僧）
Vor den Nixen hilft Dosten und Dorant（水妖から身を守る薬草）
Des Nixes Beine（水妖の脚）
Die Frau von Alvensleben（アルヴェンスレーベンの奥方）
Die Frau von Hahn und der Nix（ハーンの奥方と水妖）

評価方法
リポートと授業への参加状況により評価する。

テキスト書名 編・著者名 出版社 価格
コピーで配布する。 　 　 　

備考