日本児童文学前史演習U

受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
  児専 通年 3 2 加藤 康子

授業の主題(テーマ)
近代以前日本児童文学の研究−その1−

授業の目標(講義概要)
近代以前日本児童文学の研究の様々な方法を具体的な作品研究を通して学んでいく。前期は、はちかづきの物語を中心にして、御伽草子、草双紙などを講読、分析すると共に、同類作品の系譜や先行研究の整理をしていく。後期は、桃太郎話・金太郎話・かちかち山話・舌切雀話・浦島太郎話・鼠の嫁入り話から1つを選び、各自が前期に習って研究していき、口頭発表から論文にまとめていく。

授業計画
以下の項目にしたがって授業を進める。
1.はちかづきの物語について
@御伽草子(渋川版)の講読と分析
Aはちかづきの物語の系譜
Bはちかづきの物語の先行研究
C室町時代物語の講読
D草双紙の講読
E近現代のはちかづきの物語の講読
F注釈と比較
G考察
2.近代以前日本児童文学の研究
@テーマの選択
A系譜と先行研究の整理
Bテキストの選択と講読
C注釈と比較
D考察
E論文の構成と表現

評価方法
1.参加状況 2.口頭発表 3.レポート(論文) を総合して評価する。

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備考