漢文を読む(鑑賞)

受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
(2) 日専 通年 2・3 2 杉井 一臣

授業の主題(テーマ)
唐代の伝奇小説を読む

授業の目標(講義概要)
「唐代の伝奇小説」をとりあげて講読する。唐代伝奇小説は漢文で書かれた短編小説である。伝奇小説は唐代後半期の社会と文化を知るうえで豊かな史料を提供する。本年度はその代表作品である『李娃伝』を読む。はじめは教師が訓読し解釈をおこなうが、順次学生諸君に割り当てて訓読と解釈を担当してもらうことを予定している。

授業計画
1 唐代伝奇小説について
李娃伝
2 主人公の旅立ち(唐代の貢挙制度)
3 李娃との出会い1
4 李娃との出会い2
5 李娃の裏切り
6 父との再会と主人公の窮迫(長安の市井の人々)
7 李娃との再会と主人公の再生
8 李娃伝にみえる唐代の長安の都市空間

■各テーマ毎に、それぞれ3講〜4講をあてる。
■テーマ毎に訓読・解説・解釈・演習を行う。

評価方法
試験:後期試験期間中、後期試験(ただし、前期最終講義日に小テストを実施する。)

テキスト書名 編・著者名 出版社 価格
担当者が用意      

備考