創作入門

受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
  日本文化創造 前期 1 2 久保田 修

授業の主題(テーマ)
創作とは何かー創作の意味と実践ー

授業の目標(講義概要)
講義形式の「創作入門」として設定された授業であること、受講者の「ことば」による創作活動に確かな基盤をもたらすことを前提としながら、まず創作の意味をさまざまな角度から探求していきたい。創作のジャンルは多様であり、また創作方法や創作形式なども新世紀には、過去の判断からは予想もしない展開がみられるかもしれない。受講者ひとりひとりは、チャレンジャーでもある。しなやかに、個々の発想を大切に、生きて動き出すような創作論が展開されることが目標である。

授業計画
(授業計画・前期)
1. 創作とは何かーその1ー
2. さまざまなジャンル
3. さまざまな創作方法
4.「ことば」と文章表現
5.「ことば」による想像と創造
6.「ことば」による事実と創造
7.「ことば」による実作
8.「ことば」による推敲
9. レトリックの問題
10.レアリズムの問題
11.合評と批評の問題
12.創作とは何かーその2ー

評価方法
出席および提出作品(作品もしくはレポートの予定)

テキスト書名 編・著者名 出版社 価格
文章読本 谷崎潤一郎 中公文庫 450円

備考
適宜プリント配布予定。創作は料理やスポーツとよく似ています。いくら見つめていても、いくら鋭く批評しても、それ自体は完成品にならないのですから。模倣から創造へ漕ぎ出したいですね。